榛原誌

榛原トリコ・夜・芯etc…榛原たちの湘南暮らし

シナリオライター/文筆家/お仕事の依頼はtoriko.haibara@gmail.comまで。


10月23・24日

10月23日

着付けアシスタントのバイトで鎌倉。

江の電から見える海は子どもが描くうろこのような波が小さく立っている。

起きた時は寒かったのに、強い日差しに汗ばむ。

そういう気候なのかホルモンの影響なのか他の理由か、昨日の夜から過敏性腸炎がひどい。なにか食べると、1時間後に激しい腹痛と下痢。

 

自宅で仕事をしている夫に華正樓の肉まんを買ってきてもらって、夕飯はそれを蒸して先に食べていてもらい、帰宅してからスープとレンコンの素揚げを出す。

 

「ヒトの本性 なぜ殺し、なぜ助け合うのか / 川合伸幸」読了。

 

 

 

10月24日

今週は、「この期間の授業はいつでも来ていいですよ」という形式の授業参観WEEKで、この形式は働く親としてはたいへんありがたい。廊下や教室が混むこともないし、ふだんの姿も観られるし、授業参観日として特別に設けている日よりも私は好きだ。

娘は夫には昨日図工の授業にきてと言って、私には今日算数を観てと言った。

参観して、娘が頬杖をついたりサイドの髪の毛を食べたり足をずっと動かしていることがとても気になった。髪は切る、動いてしまうのは脳と連動しているから仕方ないとして、頬杖をつくのは軽く注意をした。

それにしても、なにをどこまでどのようにもの申したら良いのだろう。

まじめに問題をやっていればそれだけでまだ良いのでは、という気もするし、いやいや生活態度こそ注意するのは親のつとめでは?という気もするし、いやいや娘が観てほしかったのは得意科目をやっている姿なわけだからそこだけがんばってるねと言ってあげれば良いという気もするし…。

 

 

スーパーに寄って熟れたバナナが投げ売られていたので、チョコバナナケーキを焼いた。

 

帰宅した娘に、昨日の宿題の音読を忘れたからといって、「スイミー」を2回、「おてがみ」を2回聞かされる。

合間、バナナケーキを出してくれと言われたので、終わってからだよと言ったら、「食べたいものを目の前においておいたほうがやる気がでるから!」と言って、お皿にのせたバナナケーキを目の前にして音読を続けた(スイミーとおてがみの合間にひとくちつまみ食いしていた) 。

 

バナナケーキを二枚食べて、「あんまり食べるとお弁当食べられなくなっちゃうからね!」と自制し、塾へ。

帰ってきて、「今日のお弁当おいしかった!」とうれしそうにしていたが、今日は冷凍食品のみの弁当なので、娘にも支度はできるよと教えてあげた。

 

親の夕飯はパッタイときのこのスープ。「よゐこのルイージでマンション生活」が配信されたと知って二人でウキウキ楽しんだ。後編もはやく観たい。

10月22日

夜中、雨風が強くてなんども起きてしまう。

 

今日の洗濯時片付けも1階の和室。

出しっ放しの帯揚げや半衿や羽織にアイロンを当てる。

羽織を畳んでいると、娘がやってきて自分もやりたいと言うので、たたみ方を教えて、3着ほど畳んでもらう。教える時間は面倒だけれど、手伝ってもらえるのはやっぱり楽だ。これでようやく出しっ放しの着物は、ほぼ全てしまい終えた。

 

二階にいた私を階段下から「ママ!はじまるよ!!」と娘が呼び、おっ、と駆け下り、TVの前でふたり、即位礼正殿を観る。

お人形みたいだね、首が傾いているね衣装が重いのかな、けんぽうにのっとってって二回言った、あのしろいひとだけどうしたの? まさこさまはしゃべらないんだね、さいごは消えるマジック!?などなど言っていても罰せられないたしなめもされない令和という時代よ。自分の中の天皇の存在について改めて考えさせられる。儀式直前に現れた虹の映像に思わず手を合わせそうになるのはなぜなのだろう。

 

「言い訳 関東芸人はなぜM-1で勝てないのか/塙 宣之」読了。発売後すぐに読みたかったのだけれど、なかなか電子図書化されなくて、気づけばいつのまにかされていたので即購入、一気読み。めちゃくちゃ面白い。M-1だけでなく、ナイツの漫才の成り立ちの話自体も面白いし、M-1観るひとお笑い好きなひとは全員もう読んでいると思うけどもしまだのひとがいたら読んでほしい。。。。分析がぜんぶ合点がいって、いろいろとすっきりした気持ちに。

 

新皇帝御即位崇めるTV前正座で塩ラーメンはうまし