2月25日
夜半、猫が嘔吐する音、激しく下している音で目が覚めた。本人は枕もとにやってきて、ニャ?などと言って元気ではあるので、お尻を拭いてやって、病院でもらっておいたおなかの薬を与える。
東京マラソンで日本新記録が出たところを見届けて、私は一日中確定申告含む仕事をし、娘と食事は夫に任せ、二人は今日も、市の施設に卓球をしに行った。
夕飯後、夫が卒園式の謝恩会の出し物の練習に出かけたので、そこで仕事を打ち切って、私は娘と書斎でラジオから流れる落語を聞きながら、園にもらった予定表をもとに、3月のスケジュールを互いの手帳に書き込んだ。ああ、もうすぐ卒園だねぇ!と娘は感嘆する。わたしはまだ2月の最中に居た。
ラジオから「音の風景」という番組が始まる、と、娘は「私、音の風景好き」と言う。驚いて、「実は私も!」と私は言う、ママも!ではなく、私も!と言った。これからすっごく仲良くなれそうな予感がするクラスメイトのようで、うれしかった。が、すぐさま「友だちみたいな親子関係」と検索をし、それがいかによろしくないかという情報を探して自分を律する。