榛原誌

榛原トリコ・夜・芯etc…榛原たちの湘南暮らし

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5月14日

郵便局に請求書を出しに行き、記念切手を4種類購入した。ついで、海まで歩き、釜揚げしらすと、しらすの沖漬けを購入して帰る。沖漬け、とは、穫ったばかりの生しらすを、船上ですぐに醤油をベースとした調味液に漬け込んだもので、卵の黄身の醤油漬けのような濃厚さがあって、酒のつまみにも良い。

 

計1時間ほど歩いた。

 

先週久しぶりにちょっと歩いたら、久しぶりに走った時に起こる、休眠した毛細血管の拡張による下肢の痒みが、歩いただけなのに発生して恐ろしくなったので、とにかくとにかく歩かなくてはならない。

昨日音楽にのってバウンドしていたせいか、酒を飲んで血の巡りが良くなったためなのか、痒みは発生しなかった。 

 

夕飯は、釜揚げしらすとしらすの沖漬け丼、豚汁、きゅうりと梅の和え物。

娘は、「ぜんぶだいすきなものばかり!」と歓喜。

 

娘は、明日から朝顔の水やりをしなくてはならない、と繰り返し言った。あまりに重々しく言うので、そういう、水やり係りなのかと思いきや、全員が行うことらしい。

係りといえば、と娘は、みんなの係りが決まったと教えてくれた。おお、小学生らしさ、と私も身を乗り出す。

娘は希望通り、「おてついだい係」になったと喜んでいた。先生のお手伝いをする係らしい。せんこうのてさき…という言葉が頭をよぎったが、もちろん言わない。

いちばん人気の係は、生き物係で、先生は係りのことを、係、ではなく、マン、でよぶことにしたそうで、娘らは「おてつだいマン」と呼ばれるそうだ。それはとてもいいが、「いきものマン」は言葉としてすごいなと思った。