9月7日・8日・9日
9月7日
気疲れなのか、ぐうぐうと眠り続ける一日。
娘の前でもうっかり、ちょろに会いたいなどとこぼしてしまう。母親がこんなことではいけないと気を取り直すものの、身体の芯に力が入らない。一人になりたい。
9月8日
二十四節気で、白露。
元気が出ず、午前中は布団の中で過ごした。
その間に、夫と娘はちょろちゃんの水槽を洗って乾かしていた。
図書館に娘と行き、おやつに二人で喫茶店のパフェを食べ、お茶しながら借りてきた本をもくもくと読んだ。娘はマンガの「あさりちゃん」を、私は森見登美彦の「竹林と美女」を。
夕飯は、太刀魚の塩焼き。娘も夫も競うように箸を伸ばす。
9月9日
夫と娘は海浜公園に出かけた。だだっ広い野原が貸し切り状態な写真が送られてくる。
掃除でもしたらすっきりするのだろうが、洗濯物を干しただけで億劫になってしまい、撮り溜めたものを観たり、ゲームをやったり、本を読んだり、シールを貼ったりしたが、気持ちはあまり晴れず。はやく書斎が使えるようになれば、と、またも環境のせいにしてみたりして。
思い切り野球をして遊んできた二人が帰ってきて、夕飯はタラコスパゲティーと白菜のスープ。
きっと私は運動不足で身体の循環が悪く、ヘドロのようなものが内側にどろりとこびりついて、動きはにぶく、心まで重たくなっているのだ。つまり、もう少し涼しくなれば、全てはすっきりまるっと解決するのだ。