9月11日
新幹線の時間までちょっとあるからと言って、出張前に夫は小学校に娘の朝顔を運ぶ。
今は朝顔の鉢を親が持って帰り、親が持って行くのだ。
枯れたつると種を使った授業があるらしいのだが、娘の朝顔は未だ現役で毎朝花をつけている。
来年の占いの本を買いに行ったついでに、文庫本で出た村田沙耶香の芥川賞作品「コンビニ人間」をなんとなく購入。はじめて読む作家だったけれど、読み始めたらやめられなくて、めちゃくちゃ面白くて最後まで一気に読んでしまう。登場人物全員が、人間の嫌な部分を出してくるのに、不思議とうんざりしない。むしろ笑える。笑ったり驚愕したりゾッとしたりしながらもずっと読書中はキンキンと寂しい気持ちがして、最後には、無理矢理勇気づけられてしまう、不思議で新しい読後感。もっとはやく読めば良かったという一方で、新刊が出たことがうれしい、すぐ読もう。
夕飯は、スーパーで買った味付け済みの牛バラ肉とニンニクの芽の炒め物。味が濃すぎた。