榛原誌

榛原トリコ・夜・芯etc…榛原たちの湘南暮らし

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9月26日〜10月29日

ずいぶんと日記を書いていなかった。

とくべつな理由はない。

英語をもっとまじめにやろうとスケジューリングしたら、ブログを書く時間がうまく作れなかったのだ。 この期間になにがあったろう。

 

猫は、ようやく病院通いが終わった。ひとまず完治ということになった。

長かった。ほんとうにほんうに、ほっとした。

今年はこれで、ペットドッグも免除ということになった。

 

父は、妹の忠告を無視しつづけた結果不摂生がたたって、医者に「胃が荒れすぎていて、これじゃなにも食べられませんよ」と言われ、一週間まともに食べられなかったらしい。それでも尚、我々の食事に関する申し出は断り、コンビニと中華屋で食をすませているようだ。今は、スナックまでも、歩けないらしい。父は、「親がいない日の自由」を、今、はじめてやってみているのだ。寝たきりになったらどうしようと、やさしい妹は心配するが、そうなったら施設に自分で入るのでしょう、と私は至って冷たい。麻生大臣が、不摂生で病気になった人の医療費を負担するのはアホらしいと言っていたが、私も同じ気持ちだ。父はかつて麻生さんと囲碁をさしたことがあり、あいつは嫌な奴だったと言っていた。

 

私の体調はといえば、先日大きな夫婦喧嘩をして、それ以来、数年ぶりに不整脈が出ている。

 

節約生活は続いており、私は自分の作ったものばかり食べて、自転車で行けるところばかりをうろついている。いい季節だからこれもまたよしとばかり思っていたが、昨夜は寝言で怒鳴りつけていたというから、ストレスが大分たまっているようだ。

私は俗人だ。

 

それから、リカちゃんの服や小物を作ったり、海外ドラマのTHIS IS US 36を全て見終わったりした。この一ヶ月、映画館に行っていない。本は、彭見明の「山の郵便配達」を読了したのみ。

10月に入ってNHKの朝ドラを見始めた。いつもお弁当を食べるときに録画したのを見ている。

 

子どもは毎日なにかしら、おもしろい。それを見て、毎日笑う。

 

誕生日もあった。私のだ。娘が毎年ケーキを残すので、今年は夫に、クッキーの詰め合わせを買ってきてもらった。

誕生日がくると、ここ数年は、しばらく落ち込む。

 

健康のために、毎朝山を歩いている。山の中で鳥や、リスを見上げる。この時期彼らは、大声で、せわしなく餌を求めている。

私のことなぞ気にしていられない彼らを見上げながら、私はここまでなのかなと、考えている。

そんなことを思うより、とにかく書け、書かなくては、と、帰り道に思う。そんな毎日。