11月25日
夫が階段から転げ落ち、腿がどんどん腫れてきたので、高めの平熱まで熱が下がった娘にお留守番をお願いし、休日診療の外科をやっている病院に連れて行く。てんやわんや。
車椅子に乗せて院内を移動、夫の血圧を測ると、上が150超えている。しびれもある、少し気持ち悪い…など訴える夫であったが、触診問診を終えた医師に、大腿骨が折れていれば起き上がれないほどの激痛なので折れてはいないと思いますがレントゲンやりますか?と聞かれ、あ、じゃあ、いいです、とスッとなり、競輪選手のように腫れ上がった太ももに湿布を貼ってもらって、鎮痛剤を1回2錠飲むように言われ帰宅。
霧が晴れたような顔で「この薬効くなぁ!」と夫は言うが、気持ちの問題も大きいのでは。
その間、父の部屋を2日に分けて掃除をしていた妹から、玄関に穴が空いているとか、トースターが落ちている、とか、床に煙草の灰と台所の油が混ざった黒いものが点々としているとか、壁に血が!といった惨状がテキストで送られてくる。
おいしそうなお惣菜のパックの定期便を見つけたので、これお父さんにどうかな、と妹。
私はすごくいいと思うけどお父さんがなんというかわからないね、と答えると、見舞いに行って、半ば強引に退院後にサンプルを試してみる約束を取り付けたとのこと。
父は、電子レンジを使えないことを白状したらしい。
だから我々がおかずを冷凍して置いておくといってもいらないと言い続けていたのだろうか。
このお惣菜パックは湯煎で温めることができるので、父も了承したとのこと。
明日私が見舞いに行くときに、スーパーのレジ袋を何枚か持ってきてほしいと頼まれる。何に使うかわからないが、承知。
夕飯は、義妹の披露宴の引き出物のカタログで頼んだ宮崎牛の焼き肉セットでお家焼き肉。
解凍がうまくいかなかったためか、すごくおいしいところと、いまひとつな部位とあった。じゃんけんで勝ってこの焼き肉セットを頼んだ娘はとても満足そうにいっぱい食べていた。夫はこの焼き肉で飲むために休肝日を前倒しにしていたのに、怪我の為にこの日も休肝することとなって、気の毒だった。