榛原誌

榛原トリコ・夜・芯etc…榛原たちの湘南暮らし

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11月27日

夫を駅まで車で送って戻り、さあ仕事仕事、と机に向かっていると、小学校より娘発熱したとの連絡を受けお迎え、本日もまた病院の付き添い。

昨日だったら私はおらず、家には動けない夫しかいなかったので、今日でよかった。ギリついてる。

 

娘は体育のあと頭が熱いといって保健室で検温したところ38.6℃だったらしい。迎えに行くと、今日の給食はみかんが出るのに、みかん、みかんが食べたかったとめそめそするので、買ってあげるよ、と言うとパーッとご機嫌に、おひるごはんはレトルトカレーにして!と言ってからは、べらべらと今日あったことを元気いっぱい喋り続け、家についていちごのアイスを食べ終えたら熱は37℃台に下がっていた。

しかし咳も続いているので小児科に連れて行くと、扁桃腺が腫れているので熱がうろうろしているのはこれのせいでしょう、と言われ、抗生物質と、去痰剤を2種、ホクナリンテープをもらう。

耳鼻科通いだった娘はホクナリンテープは年中ぐらいまではしょっちゅう貼っていた。肩甲骨の間に真四角の小さなそれをシールのようにペタリと貼って、なんだかなつかしい気持ちに。

 

応募した職が、また書類選考で落選。これで系列三社全滅。夫に報告、あそこは若い子しかとらないからと慰められる。

続いてほぼ日の塾の落選メールも届く。こちらも選考理由に、若い子にしぼったという文字。理由が重なるものだなぁ、とさすがに哀しくなる。

どうしていったらいいのだろう。若くもないのにまだ若い。

くやしくて、どうにもならないが、それを考えていく力がこんだけ生きてきていればあるでしょうと言われているような気もする。その通り。そういう力があるにちがいないのだ。

とりあえず、仕事を検索してまた別の斡旋業者にナビゲートされ、そこに登録すると、すぐに電話がきて、平日5日常駐型の仕事しかないですがと言われたが、明後日面接をすることになった。

明後日は娘の授業参観がある。その前に、渋谷に行って帰って来なくてはならない。

 

夕飯はベーコンとポテトの洋風肉じゃが、バジリコペンネ、手羽中のローストチキン、塩豚と大根とレタスのスープ。

うちの母は和風の肉じゃがを作ったことがない。我が家で肉じゃがといえば、このベーコンとジャガイモをブイヨンで煮たものだ。今回は煮詰めずに、高山なおみのじゃがいも料理の本にのっとって、静かに、芋が踊らぬように、60分煮てみた。すると、小さなじゃがいもがねっとりして、めちゃくちゃ美味しかった。