榛原誌

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シナリオを担当したパズルゲーム 「ハローキティとまほうのおもいで」がリリース!




12月5日

今朝も暑い18℃。

 

贅沢好きの父のために、クイーンズ伊勢丹で、小さなパックの豆腐やとろろ、お湯で温めるだけのやわらかく煮た鯖味噌、缶詰の大根の煮物などを買う。伊勢丹のものだから!といえば箸をつけるだろう。

ふと見やった神戸屋のケースで、「自分へのご褒美に!」という札がついたチョコタルトを買う。甘さが沁みる。

 

10:30に家を出て、父をピックアップし、病院へ。今日は腎臓の検診だ。

尿検査を終えた父は、フラフラと壁に手をつき、座り座り進み、そんな状態ながら、「時間があるからレストランに行ってごはんをたべよう」と言う。月曜のスープをまだ諦めていなかったのか…。 

腎臓の診察の待ち時間を見てくるよう指示され、院内のレストランで待ち合わせる。よくよく見てみれば、山の上ホテルのレストランだった。

父はカニクリームコロッケを頼み、私はオムライスを頼んだ。

 

父は、顎を覆うガーゼだか包帯だかを、カニクリームコロッケでべしゃべしゃにこぼし、途中で嫌になったのか食べるのをやめ、糖尿の薬も飲んでいないので、食後は低血糖を起こして何度も座り込み、ひどいゲップを吐きながら、私の肩を借りる形で移動。負傷した兵士のよう。そうまでしてご馳走を食べたいのか。業と、私にも脈々と流れる血を感じる。

 

腎臓の先生に低血糖に関する薬の相談がしたかったのに、2時間近く待ったあげく、先生はのらりくらりと今日血液検査してないからわからないな〜…と言いながら先の入院に関する情報をかちゃかちゃ入力し、薬どうする?次回はどうする?しか言われない!こういう定期検査って、キットかなんかで家で済むようにならないのだろうか。

父は意識障害を首の動脈硬化のせいでとのみ説明し、先生は血圧を測って「ちょっと低いからそれもあるのかもね」などと言い、なるほどそうか!などと父はどんどん記憶を都合良く塗り替えていく。いや、食ってねえから、貧血あるから、酒とタバコやったから、などの言葉が私の胸のあたりで渦を巻く。

 

父を送り届け、疲労困憊で自宅に着くと、夫が39.5度の熱を出していた。

今度はなんなの…とイトコに笑って欲しくてメッセージを出すと、「怖いね!!かくいう私も体調崩して寝込んでいます」と返事が返ってくる。助けを求めた先にこっちも!まるでホラー映画だ。