6月9日・10日
6月9日
着付けアシスタントのバイト。
鎌倉は紫陽花が見頃を迎えていて、お寺によっては入場制限がかかっている。
お店もなかなかの客数で、疲れたね〜と言い合いながら、着付けさんたちとお弁当を食べた。お弁当といっても、野菜のスープを持参して、あとは朝買ったパンを2つ。
せっかくの鎌倉、色々なパン屋に行きたいのだけれど、出勤時間に空いているところがほぼなくて、駅のパン屋ばかりを使っている。ただし、そこもとびきりおいしい。
雨が降ったり止んだりの涼しい1日で、浴衣で予約していたお客はほぼ全員着物に変更していた。
6月10日
強雨。新聞が休刊日で、私も娘もつまらないねを言い合う。
朝のウォーキングで里山公園に紫陽花を観に行く。
紫陽花も梅雨も、年々好きになる。
春から5月までは、気候も企画も、外に行かないと損するとでもいうかのような駆り立てられ方をして、楽しいけれど、疲れてしまう。
梅雨時は、もう家にいるしかないので、常々家でやりたいと思っていたことを色々とできるし、それをする時の静けさがたまらない。
手芸をしていると、強雨に声をあげながら、子どもたちが帰っている様子が聞こえた。
娘も傘を持っていったというのに半身びしょぬれだった。
娘も手芸をすると言っていたのに、私がミシンをかける隣の部屋から聞こえてくるのはミニカーやフィギュアを用いた一人遊びで、ひょいとのぞくと、それらを一本の紐でずらりつないで、昔の魚売りの如くぶら下げていた。どういう遊びなのかは聞かずに部屋を下がる。
夕飯は味噌漬けの鶏肉丼。味噌漬けのベストな浸かり具合(漬けておく日数)がいつもわからない。今日は漬けすぎてしょっぱかったので、少し残して翌日の弁当にまわした。