榛原誌

榛原トリコ・夜・芯etc…榛原たちの湘南暮らし

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7月23日・24日

7月23日

宿題を終えて、娘は児童館に遊びに行った。

2時間いないだけでめちゃくちゃ楽だ。

お昼ご飯を食べに帰ってきて、「ともだち誰もいなかったから、的当てして、バスケットのシュートの練習やって、ドラえもんをずっと読んだ、7巻読めた」と言う。

 

昼ご飯は焼うどん。毎日焼うどんでもいいと思うほど焼うどんはおいしい。

 

A6のキャンパスノートで娘の夏休みの手帳を作る。巻末に、夫の体重と、酒量とおつまみ量を記載できる表を作った。夫が太ったのと、娘は記録することとグラフを作るのが好きなので。

夏休みにやりたいことを書き出そうよ、と互いの手帳に書き出していたのだけれど、次第に娘は、こうありたいという「戒め」のようなことばかり書いているので、私はわざと声に出して「海に行きたい」「花火がしたい」などと書いた。去年は暑すぎて海に行けなかったのだ。娘は月間カレンダーの、海に行けそうな日に青いマスキングテープを貼った。

 

夕飯は春巻き。娘とふたりで作る。前回の春巻き同様、3本しか食べずに夫がだるい眠いと言いだして眠ってしまう。なぜ、春巻きの時だけ。月曜日に飲み過ぎていたから肝臓が疲れているのだろうか。

 

 

7月24日 

父に明日仏花を忘れないようメールすると、近くで買えないから買ってきて、という返信。

毎回御墓参りには日本橋高島屋で花を買っていっていると威張っていたくせに、あの話はどうなったんだ。命日こそ高島屋で買うべきなんじゃないのか。ともあれ近所で3束1000円で購入する。白い小菊を2束に、ピンクの小菊を1束混ぜよう、母はピンクが好きだから、の好き、あたりを思ったとたん穴にはまったように哀しみが襲う。

 

夫には今日は自宅で仕事をしてもらい、私は鎌倉へ、着付けのアシスタントのバイト。

娘には雑誌「ぺぱぷんたす」の3号を渡し、夫が仕事をするリビングには行かないように言う。娘は「ぺぱぷんたす最高!」と言って、1号と2号も引っ張りだして遊んだ。 

 

海はやはり凪で、サーファーはほとんど見かけない。

帰りの江の電から、七里ガ浜では堤防に座って夕日を撮っているひとびとが並んでいるのを見た。

 

夕飯は、一昨日下茹でしておいた牛すじで、カレー。

夫の体重は、食べる前と食べた後で1.4kgも変わっていた。おかわりをしたせいだろうか。