榛原誌

榛原トリコ・夜・芯etc…榛原たちの湘南暮らし

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9月16日

昨夜、アニメのポケモンで、ついにサトシが優勝をした。

夫と娘はサトシが優勝するとし、私はグラジオが優勝すると予想しており、決め手となったのもカウンターに対すカウンターというのは、ズルくない?技としておかしくない??と思うのだが、しかし22年越しの悲願の優勝は大きく報道され、海外からも祝福のメッセージが届いている。私はもっといい手ではじめての優勝を飾ってほしかったという気持ちでいっぱいだ。

 

時同じくして、DSの方のポケモンで、私も初代チャンピオンとなり、ウルトラムーンをクリアした。

昨今のゲームは、クリアしてからが長い。トーレーナーパスなるゲーム内のクリアの目安のスタンプ帳も、半分押されただけなので、これからだ。

殿堂入りしたメンバーは、メレシー、クワガノン、ヤドラン、ジュナイパー、ルチャブル、バンギラス。

メレシーは今回大好きになったポケモンだ。フェアリー、いわタイプで、固くてかわいい。固くてかわいいって!! 固くてかわいいことなんか、ある!? しかも強い。先頭に置いておけば、知らないポケモンでも水タイプじゃなければまず一発でやられることはない。ルチャブルはぜんぜん育てる気がなく、かくとうタイプがその時これしかいなかったので使っていたらどんどんレベルが高くなってしまって今はもうどのメンバーよりも高く、79になってしまって仕方なく使っている。クワガノンは敵だと強く感じるが、使っているとけっこう防御力が弱く、交代を考えている。バンギラスはがんばって育てた甲斐があり、とても頼もしい。ヤドランは「ねむり」でポケモンを捕獲するための要員。ジュナイパーの「かげぬい」という技はたいへんにかっこいい。

 

そういう気持ちを、今このゲームをやっている人間がいないために誰とも分かち合えない。娘と話すぐらいだが、彼女も気持ちはかなりswitchで発売されるソード&シールドに動いており、「ママはなんのポケモンを選ぶ?」と聞かれても、私はまだ、次の悪の組織と戦うメンバーを選考している最中なのに。御三家の中ならくさタイプがいいが、猿を育てる気持ちにあまりなれない(猿は進化が想像つくので)。見た目はメッソンガいいが、性格が合わない気もする。どうしよう。

 

土井先生のレシピの中からなにかあたらしいレシピで夕飯を作ってほしいと二人に伝えてバイトから帰ってくると、ビーフシチューだった。なにかとくべつの日のような、レストランの味でおいしくて気持ちがあがった。材料費が2000円だったと聞いて動揺を顔に出さないようにする。