榛原誌

榛原トリコ・夜・芯etc…榛原たちの湘南暮らし

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11月8日・9日・10日

11月8日

娘と図書館へ行く。

図書館に行かないと、マンガばかり読んでいることになる。

(学校で一週間に1度だけ借りられる本はいつもミステリーで、今は、三毛猫ホームズを読んでいる!!赤川次郎!!)

とくに今は納戸の本棚にある私の「あたしンち」ばかり読んでおり、紹介したのは私なので苦言を呈するわけにもいかない。

マンガはマンガでよいけれど、なににしても、ばっかりになるのはまだあんまりよろしくないのではと思うし、とくに児童書は、子ども時代に読まないと摂取できない部分があると私は思う。

娘も図書館には行きたがるし本があれば本も読むので、今回もいろいろと借りてきた。もちろんマンガも含んでいて、「おおきく振りかぶって」は17巻に達していた。

私は「絵本作家のアトリエ」の1巻を借りてきた。

夕飯はニラ玉、ポテサラ、冷凍炒飯二種。冷凍炒飯をはじめて買った。どっちかがすごくやさしい味で好みだったのでまた買いたい。

「ゲームセンターCX 有野の生挑戦 リベンジ七番勝負」の残りを娘と二人でギャーギャー言いながら見終える。まぎれもなく観戦だ。

 

 

11月9日

でかけたそうな夫に、今日は家でやりたいことがいろいろとある、と私と娘は宣言。

私はまず夫とエアコンのフィルターの掃除をし、つづけて二階の納戸の半分を片付ける。

洋服ハンガーラックにかかっていたものを一階の和室に作ったあたらしいスペースに移動、ハンガーラックを解体、散乱していた娘の作品群をまとめ、いつか粗大ゴミに出そうと思って放置していた壊れた電気スタンドを外に出し、センチメンタルな夫がいつまでも捨てさせてくれなかったベビーガードをもう捨てていいよねと両方の粗大ゴミの予約をしてもらい、燃えるゴミと燃えないゴミ45Lを2袋ずつ出して、猫のゲロの跡のつく床をスチームモップで拭き上げ、娘をどうだとばかりに納戸に招き入れた。

娘は「「あたしンち」がとりやすくなった!」と喜ぶ。

じゃなくてこの安房直子の並びが目に入らぬのかーーー!!!と思ったけれども、言わない。できればそういう本は、紹介じゃなくて、出会ってほしい。

納戸の本棚を紹介したということは、娘に読まれても良しとするわけで、青年マンガはもうちょっと高い位置に移動しておかなくてはならないと腕組み。山本直樹の「堀田」は最上段に置いてあるけれど、最下段の「あたしンち」の上に、古谷実が列挙しているのはどうだろう。若い頃に熱中した恋愛系のマンガや戯曲集も、もう手放してもいいのかもしれない。自分の読むものを電子図書に移行している今、実用書以外の蔵書は「娘もいつか読みたいなら読んだら?」というものを残していくという判断もあるなとおもう。

でもそれも、おしつけがましいか。

 

 

11月10日

着付けアシスタントのバイトで鎌倉へ。

今日も七五三のお客様で溢れており、街着希望の飛び込み客をたくさん断る。

七五三は、着せられている子どもたちはとても可愛らしいのだけれど、親がいろいろとアレで、とても疲れる。今日も一時間残業となった。

 

 

娘は家でプラレール遊びをしていた模様。

お金と人を紙でたくさん工作して、鉄道運営をしていたらしい。

どの駅で何人乗り降りしたかという記録をつけていた。

 

夕飯は夫のホイコーロー。とてもおいしくて、娘はごはんを3杯おかわりしていた。