榛原誌

榛原トリコ・夜・芯etc…榛原たちの湘南暮らし

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11月15〜17日

11月15日

録画のいだてん「最後の晩餐」を観る。見応えがあればあるほど、ドラマを観る気力が失われてしまう。面白い本も然りで途中にしているものがいくつかある。いだてん、次はいつ観られるだろう。

 

任天堂Switchソフト「ポケットモンスター ソード・シールド」発売日。

夫が予約していたWパックが届く。

私はソードを、娘と夫はシールドをプレイすることになり、最初のポケモンは、私がサルノリ、娘がメッソン、夫がヒバニーを選ぶことになった。

 

Switchライトにソードを入れて、東海道線でプレイしながら新橋へ。

12年ほど前に働いていた会社のチーム唯一の上司の定年祝いに私も呼んでもらったのだ。

半分以上知らない顔だったけれど、チームのみんなが全員来ていて会えてうれしかった。ギョーカイ人然とした陽気な話し方をする人は、時間の経過をまったく感じさせない同じ話し方で、あのときは「仁義切る」と言っていたタイミングで今は「忖度」と言っているのだった。一次会で失礼し、帰りの電車もポケモンをしながら帰宅。

通勤特快小田原行きに乗ったら、川崎も横浜も飛ばしていくので、その潔さと藤沢までの速さに驚く。

 

パートナーと別れたという勝間和代のブコメに、「ちょうど私もママ友との別離があって涙していたところです…」といったコメントがあって、驚愕。釣りだったのかな。

 

 

 

11月16日 

娘と共に、やるべきことを10時までに色々終えて、ポケモンに暮れる。

我が家は、ふだんゲームは1日1時間、休日は1時間半だけれど、ゲームを買ってきた週末は好きなだけやっていいことになっている。

しかし、もう、2時間を過ぎると身体が辛くなってくる。

有野課長のすごさを感じた。

 

お昼ご飯に、ショートパスタを牛肉入りトマトソースであえたものを作ってみた。とても美味しかったので、またやりたい。

 

 

11月17日

着付けアシスタントのバイトで鎌倉へ。

江の電から見える海面は凪。冬になるまえに、海岸に行きたい。

お店は七五三と、結婚式と、街着とがごった返し、大忙し。

やっと休憩かという時に飛び込みが来たり、電話が来たり、ちょっと聞きたいんですけどと話しかけられたりして今日も休憩がまとめて取れない。

 

帰り道、入院している父を見舞いに行った妹と電話。

件の27日と28日の話は、28日の手術の前にいったん退院できると思っていた父の勘違いだったことが判明。

28日の食道がんと胃がんの内視鏡手術は、付き添いがいらないかもしれないからあらためて先生に聞いてみるとのこと。

いっこだけ、食道と胃の接続部にある癌が少しやっかいで、そこを取るときに出血してしまったら、そこで一度終わりにして、他の2つの手術は次回2月に延期になるのだという。それだけ日程を開けても平気な程度のがんで、父も妹も私も、もう父の癌のことをちょっとしたおできぐらいにしか思っていない。

父はまだ歩行器なしでは歩けないようだが、酒を飲めないので、3食もりもり食べてめちゃくちゃ元気でいつものように陽気だったという。だから、もう、酒はやめたほうが本当にいいのだ。

今回の火傷も、酒を飲んで栄養が不足してふらふらしているところ、お湯割りを飲もうとしてふらふらっとしてケトルの湯をこぼし、更にその上に座り込んで動けなくなってしまったことで皮膚が壊死してしまったというのだ。なんというか、ため息しか出ない。

 

あたらしいポケモンのアニメがはじまる直前生中継のひな壇を観て、娘が、寺田心を指して、どうしていつもこういうときにこの子が出るの?と不服そうだった。

要は、子ども枠に寺田心がいることに違和感を感じるらしく、そういう「役割」を観ることに慣れてしまって考えたことなかったけれど、子どもからしたらこの「子ども」はひどく不自然に感じるらしい。

昔深夜番組で、当時ギャルの代表みたいな立ち位置にいた若槻千夏に対し、実際の女の子たちのアンケートの結果、殆どの子が若槻千夏に違和感を感じ、「実は暗そう」などと意見を言っていることに衝撃を受けたのを思いだした。