榛原誌

榛原トリコ・夜・芯etc…榛原たちの湘南暮らし

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12月13日・14日

12月13日

昨日のアドベントカレンダーの紅茶はNILGILI、今日の紅茶はアールグレイ。

娘のレゴフレンズのアドベントは、昨日はポスト、今日はサンタロボ ! サンタロボは、21エモンのゴンスケに似ている。

 

朝の冷え込みが強く、今季初の灯油ストーブをつける。

 

学校のイベントを手伝いに出向く。こういうものに来てほしい娘に、バイト休みの日だとバレたので。行ってみたら、7人ほどしか来ておらず、人手としては充分足りる数なのだけれど、少ないものなんだなぁと意外に思う。中にはいかにも「仕事抜けてきたんで最後まではいられませんけど」を前面に出しているひともいて、その班でやることを一人でぜんぶやっちゃって他のお母さんが手出しできないで困っているのを気づけていないので、それ、仕事できてることにはなりませんけどね、といじわるに見たり、普段娘が仲良くしている男の子たちのお母さんが来ていらしたので、ああ、あなたが!みたいな感じに「お兄ちゃんは何年生なんですか?」と聞かれて、「お兄ちゃんはいませんが…一人っ子なので」と答えると、狼狽されるなどする。

「あ、うちの子がよく、ゲームのことを教えて助けてもらっているので、てっきりお兄ちゃんの情報かと…」

「私も夫も娘もゲームが好きなんです」

今もなお、スポーツやゲームの情報にくわしい女の子がいたらそれはお兄ちゃんの影響だという図式が男の子のお母さんの中にたびたびあるのは、女の子というものをあまりよくわからないからなのか、自身が女の子女の子した女の子だったのか。いや、でも女児向けのなにかを好きな男の子がいたら、私もやはり、女の子の兄弟がいるのかなと思いそうではある。ふれあった子どもの経験則なのか、ジェンダーバイアスなのか、むずかしい。

娘と仲の良い男の子はとても良い子で、休み時間になって子どもたちがわっと動き出したところ、お母さんの前に来て、「ありがとうね!」と言ったのだった。わあ、なんていい子なんだ!と感動してうちの娘を探すと、挨拶もなしにすでに校庭にいて走り回っていたので、そのまま帰宅した。

 

夕飯は、ミートソースのスパゲティとスープ。ミートソースはいつもうまく作れない。液体部分がなくてそぼろみたい。

 

 

12月14日

今日のアドベントカレンダーの紅茶はウバ。

娘のレゴフレンズのアドベントは汽車。

 

娘と寝落ちして3時間で目が醒めて、夜中の書斎、娘からおもしろいから読みなよと薦められた、よしたけしんすけの新作「なんだろう なんだろう」を読む。考える筋力を鍛えるという言葉に深く感心するし、この本をおもしろいという子どもたちにも感心する。

文具女子博で買って来た転写シール、スタンプ、マステなどを貼っていると、地震が起きた。明方には娘の泣き声のような寝言が聞こえ、起きだしてくるかなと身構えたが、どうやらそのまま眠ったようだ。寒くなってくるととくに、私の不在を温度で感じ取って起きてくるので、くまのぬいぐるみ型のゆたんぽを私の身代わりとして置いておいたのが功を奏したのだろう。ポケモンでいうところのピッピ人形だ。

はんこのインクを取るのに、ねりけしが良いとスタッフのひとに教わったので、何十年かぶりに、練り消しを、練ったり伸ばしたりして、私はねりけしがほんとうに好きだったことを指が思いだす。のばしたところのぼわぼわとしたところがとくに。

 

着付けアシスタントのバイトは、土曜日だというのに暇らしく、午後からの出勤となっていたので、お昼ご飯にお好み焼きを焼いてもらってからの出勤。

私が予約をまちがえていれていたことが発覚し、スタッフに平謝り。間違えたのが前日でまだよかった。後ろに間違えていたら最悪だった。気を引き締めたい。

 

夕飯は夫が作る、土井善晴レシピのハンバーグと娘がつくったスープ。コストコのひき肉だとすごくおいしいよ、と先に食べていた夫が言った。ソースは余っていたトマト缶の残りで娘が作ったらしい。トマト味が強くてハンバーガーみたいだね!と言い合い、録画のイッテQを見ながら食べた。

洗濯物も全部自ら娘が畳んでくれたらしく、サンタへの意識がすごい。