榛原誌

榛原トリコ・夜・芯etc…榛原たちの湘南暮らし

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2月4日、5日、6日

2月4日

夫と娘は河に石を拾いに行く。帰宅して、すぐに海岸沿いの公園にバットとボールを持って遊びに行った。

私はその間お金の計算。

日が落ちて帰宅した二人がガラリと書斎を開けて、めいめい、風が強くて投げたボールが逆向きに飛んでいったよ!と笑いながら報告してくる。ついでに猫も入ってきてニャアニャアと言って、4畳の書斎からなかなかみんな出て行かない。

 

2月5日

オンライン英会話で、フィリピンより、札幌の雪祭りが開催中だということを教わる。

このレッスンで、私は旧システムの契約が終了。新システムの登録をすませ、試しにやってみると、ハウリングがひどかったり、音声が聞こえなくなったり、映像が固まったりと、システムが安定していない模様。安定しなさっぷりに、先生が酔っぱらっているかのように、ゲラゲラ笑っていて、こちらも苦笑する。

娘はGoogle homeになぞなぞを出してもらったり、ギャグを言って、とねだったりしている。ギャグは、ほぼ100%ダジャレである。

「ねぇ、Google。いまのギャグ、おもしろかったよ」という娘に、AIスピーカーは「スミマセン、ヨクワカリマセン」と答える。

 

2月6日

オンライン英会話。今日も音声がハウリング、映像もカクカクしている。音量を下げるように先生に言われたが、下げると肝心の英語が聞き取りにくくなる。早く安定してほしい。

娘を預かり保育に迎えに行こうとして自転車置き場に行くと、前輪がパンクしていた。朝送って戻った時には正常だった。パンクさせられたのか?と一瞬思ったが、だとしたら、道側の後輪の方だと思う。車で迎えに行き、先生やママたちに、パンクが自転車に乗っている時じゃなくて良かった、出先じゃなくてついている、と口々に言われる。そう考えればたしかについている。

 

「大いなる聴衆/永井するみ」読了。クラシック音楽に詳しくなく、曲も知らない私の脳内に、どのような音が鳴り、なにがそこで行われているのかが"無音で"全てわかった、不思議ですごい体験をした。文字で音楽というものがこんなにも伝えられるのか。いろんな人の感想を見たくてインターネットを開いたら、大事な部分のネタバレが、クリックしなくても見えるようになっているブログが並んでいて、本当によくない!と憤慨して閉じる。