7月2日
スーパーの鮮魚売り場に、ずらり蛸が並んでいる。
麦藁蛸に祭鱧。
関西のほうでは、半夏生には蛸を食べるんですよ、と説明を受け、ふうんとばかりに、傍らの生若布と共に購入、胡瓜と揉んで、酢の物にした。
桂歌丸師匠の訃報。いつかは、と思ってはいたものの、それが今日になっただけという風には思えない。
iPhoneの中の、左甚五郎 竹の水仙を流す。気品。
穂村弘の「水中翼船炎上中」「佐野洋子の「なに食ってんだ」」を読了。
玄妙、という言葉を知る。辞書をひくも、幽玄との違いがいまひとつよくわからない。使い方であるなしがあるのだろうか。幽玄、の傘の下に、玄妙、があるのだろうか。
そんなことばかり考えていたら、英語がぜんぜんダメになって、なんと「looking for…」すら出て来なかった。自分の脳の仕様が悲しい。