11月5日
雨がふったりやんだり、生暖かったり急に暗くなって冷えたりへんな天気。
おかげでこちらも身体が重く、眠気との戦い。もうろうとしながら、あれ、左腰を痛めたかな?とそちらをかばうようにした何かの拍子に首を痛めてしまう。
そういう日は大概、道が渋滞するもので、この日も夕方、スーパーに寄ってから娘の習い事の迎えに行くはずが、いつも3分ほどで着くスーパーに45分もかかってしまったので、そちらには寄らずに直接娘を迎えに行き、夕飯は蒸し鶏ではなく、卵とネギの炒飯と、ベーコンと白菜の煮物になった。
夫も早く帰宅し、TVを観ながらゲラゲラ笑っていると、ふいに娘が「わたしって、女なの?男なの?」と、カジュアルに聞いてきたので仰天する。
動揺しながら「ママは女だと思っているけど…」と言ってから、や、ちゃんとしよう、と座り直して、自分ではどう思うの?と尋ねる。わからない、と娘。
夫が、「男の子との遊びが好きだから?」と聞くと、頷く娘。なるほど、と私と夫も頷く。自分と同じようにボール遊びやスプラトューンをする女子と、まだ出会えていないのだ。もしかしたらそのことでアホな誰かに、男だと言われたのかもしれない。娘の場合、好きな男子の話もすれば子どもがたくさん生みたいとも言っているし、ジェンダーというよりは、アイデンティティー寄りの話だろう。高校時代、クラスで男子としか話が合わなかったことを思いだす。「まあ…今はまだ、どっちでもいいんじゃない?」と言うと、娘は、そっか!みたいな顔で、またTVを観始めた。小学生新聞でもよくLGBTの話が出るからだろうか、娘にとっては性別が確固たるものではないことに、感心した。