11月28日
久しぶりにおやつにチョコバナナマフィンを焼いていると、病院から入電。
父の脳のMRIを撮ったところ、手術の可能性が高いので、その説明が12/6にあります、その時にご家族も同席してください、また、5日にも外来が入っているのですが、今後の外来は全てご家族が付き添われるよう御願い致します、とのことだった。
なるほど、そんなわけで私の仕事がなくなったのか、と納得する。うまくできているのだ。
夕飯は、フランス語講座のポトフの回を観ながら、ポトフを食す。
夫と娘が寝室に行き、私は書斎でキーボードを前にして仕事を作ろうとする、が、これが自分のやりたいことなのかどうかはたと自問。ただ、自分にやれることなだけではないのか。誰がやってもいいことなのではないか。通るかもしれないけれど(とおらなくなってきているけど)、これって私じゃなくてもいいんじゃない?会社員でもないのだから、もっと、フリーハンドの線の揺れのようなものを、書くべきなんじゃないかしら。べきというか、やりたいんじゃないかしら。でも、そんなことはそれを許される人だけで、数多の人々は、やれることを粛々とやるものなのではないかしら。私は許されていないのでは?
など考えつつ、しかしラミーを一本食べ終わる頃には、粛々と目の前のことに取り組む。
ほどなくして、ああ、なんか肩がどんどん重い、じわじわと首が傷む、霊か?と思ったが、霊ではなく、雨だった。