榛原誌

榛原トリコ・夜・芯etc…榛原たちの湘南暮らし

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12月13日・14日

12月13日

バイトの面接に合格した。

父の会社にも籍のある私は、雇用周りに関しての質問をするため、父に電話をかける。父は、最近私に優しい。優しいというか、声がデレデレしている。色々と悪いと思っているのだろう。昨日の事は一切聞かずに用件だけを質問する。陽気な感じで電話を切る父。多分酒はやめていない。

 

バイト先に提出する住民票を取りに市役所へ行って帰ってきて、なんだか喉に違和感。

痛くないが、出来物ができている感じ。

 

夜になるにつれて、どんどん具合が悪くなる。

寒いのか寒気なのかわからない。

焼き魚にしたかったのに娘が刺身がいいと言い張るのでますます冷える。

葛根湯を飲んでトローチを舐めながら娘と眠る。

 

12月14日

早く寝たのが良かったのか、具合はいい。

今日は年に一度の文具のお楽しみ、文具女子博なので、テンションが高いだけなのかもしれない。

車で1時間の道を、余裕をもって1時間45分前に出たのだが、2時間かかって友だちとの待ち合わせに遅刻、該当駅の隣駅に駐車して、焦って逆方向の電車に乗ってしまう。四十肩の友だちを寒空の下30分も待たせてしまって泣きたい。開場30分前から並んで(1時間前に並ぶつもりだったのに!)、開場30分後に入れて、デルフォニクスのカスタムワークショップはもう売り切れていた。

さんざん見てまわって、でも去年よりも今年のほうが買っていないぞ!と自信満々、9000円ぐらいかな〜って思いながら13000円という結果、という予想をたてていたところ、18000円だった。去年より2000円も安くすんでいるが、予想との差が激しい。

 

車の置いてある隣駅まで移動して、サイゼリアで友だちと買ったものを広げて、余裕を持って出た学童に迎えに行く道で、謎の箇所が謎の渋滞をしており、お迎え時間に間に合わず。先生は、年末の道路状況だからと笑ってくださり、娘も「じいじの病院だったの?」と同情的で、申し訳なさが増す。

 

疲労困憊で、贅沢してロイヤルホストでごはんを食べて帰ることに。店内はほぼ満席だった。景気が良いのだろうか。

娘の学童の連絡帳を読む。「今日のおやつはフルーツサンドでした。娘ちゃんは、みんなと同じ量じゃ足りない!と言って、小食の子からパンをもらってたくさん食べていましたが、夕方になると、おなかすいた〜と言っていました」

目の前で、キッズセットのラーメンとポテトを食べ終わった娘が、足りない〜!と言い始めた。