榛原誌

榛原トリコ・夜・芯etc…榛原たちの湘南暮らし

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6月13日・14日

6月13日

お弁当はドライカレーリベンジ。豚バラと人参を細かく刻んで、ゆで卵のスライスをのせる。フードプロセッサーを買い直すか迷っている。

  

娘が鼻風邪をひいて、ふと見ると、体温計を脇にはさんでいた。

熱っぽいの、と尋ねると、この時期いつも風邪ひくから念のため、と、たしかにその通りで、平熱なことを確かめて、安心しながら体温計を引き出しに戻している。

 

しばらくして、再び宿題をしている娘のそばを通りかかると、プリントの向こう側に、ルマンドを一本置いている。

宿題にやる気が起きないとき、こうしておやつを見えるところに置くのだという。それを食べたいからはやく終えられるそうで、なんとセルフコントロールに長けているのだ!と驚く。

 

しかし、夜は半袖半ズボンのパジャマと裸足で寒い寒いと鼻をかんでいるので、思考のバランスがおかしい。

 

 

 6月14日

夫が弁当のいらない日だったので、お昼は素麺。

前日に仕込んでおいた、すりおろし玉葱と魚醤のたれを、茹で上がった素麺と水煮缶のサバの上にかけて食べた。もう少しアジアっぽくなる気がしたのだけれど、そうでもなかった。なにかしらの香味野菜が必要な気がする。

それから、すりおろし玉葱がいつも辛いを超えて苦くなってしまうのはなんでなのだろう。コストコで買った水煮缶のサバは脂がのっていてすごくおいしかったのでまた買いたい。

 

私の思う娘のいいところのひとつは、毎日の機嫌の良さなのだけれど、今日は夜になるにつれてどんどん機嫌が悪くなり、会話をしていても嫌な絡み方をしたり、だるそうに答えずにいたりしていた。反抗期ってこれが毎日かと思うと辛い。

具合が悪いのだろう、もしくはこれから悪化するのかも、と、早めにベッドに連れていくと、20時にはもう寝てしまった。熱はなく、ガスによる腹痛を訴えていたので、低気圧による自律神経の影響かも。

 

私はバザーに出す手芸品の仕上げ、ラストスパート。できあがったのが深夜1:30で、うれしくて興奮して、それから窓を叩く雨音で、なかなか寝付けなかった。