榛原誌

榛原トリコ・夜・芯etc…榛原たちの湘南暮らし

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9月17日・18日・19日

9月17日

最近の読了メモ。

 

「裸一貫!つづ井さん」

そもそもつづ井さんの絵日記が大好きなので再開がうれしくてコミックも絶対に買おうとは思っていたのだけれど、noteの文章を読んでそれもすごく良くて、ああそれでちがうところから出すことになったのかなと邪推したりして、

いつまでもそのままでいようとするひとに関して現象としてそれなりに意見もあり、いつか、あまり人を傷つけない形でそれを書けたらと思うのだけれど、とにかく、今の、つづ井さんのことは大好きでその大好きな狂ってる日常を見せてくれてほんとうにありがとう大好きです、という気持ちでいっぱいになって4回は読み返した。次巻も楽しみ。

 

 

「他人の壁/養老孟司・名越康文」

養老先生はどこに対談のどの話に出ても、外に出て虫を見ればいいんです、となるところが良い。

都会は意識化しているところというのはとても頷けるし、スタンダードになってしまうべきではないと、離れてみて私も思う。

わかり合うことを目指すのではなく衝突を避けるだけ、に、なるほど。

人と人はわかり合えないことが基本。平田オリザもそう書いていた。

 

 

「読みたいことを書けばいい/田中泰延」

本を読むことを、すぐ使える実用的な知識を得るという意味に矮小化してはいけない。本を読むことを、その文章や文体を学ぶということに限定してはいけない。

本という高密度な情報の集積こそ、あなたが人生で出会う事象の最たるものであり、あなたが心証をいだくべき対象である。

なにより、あなたが読書で感じた体験を、感動を、いつの日か、あなた自身が描くことでだれかに与えられる可能性がある。

だからこそ、人間は書くのである。

 

 

 

9月18日

雨が降っているせいか、本の内容が頭に入ってこず、イライラする。

 

夕飯後、猛烈な腹痛に襲われて、トイレと行ったり来たりを1時間ばかりして床にうずくまる。先月も同様の症状の日がありその翌日に生理が来たので、 ホルモンの影響なのかもしれない。

先日先輩がたに「終わると楽よ〜」と聞き、それを心の頼りにしている。

「活力もなくなるから、ふんばりがきかないけどねっ!」「夏に弱くなるよっ」というのも気になるし、なにより更年期の、頭痛がひどすぎてMRIとったなどの話は恐ろしかったけれど。

 

 

9月19日

やはり生理がやってきて、毎月こんな酷い目にあうのであれば外食もできないし、一度看てもらったほうがいいのか、それでも解決方法がピルだけならば、毎日飲む自信がない。私は毎日なにかをするということがなぜか本当に出来ない。しかしとにかく、検診がてら行ったほうがいいのだろう。

 

山を歩く。

雨上がりのみどりは葉から放出される水分が気持ちがよい。

犬みたいな鳴き声を出すリスがいて、何かくわえている。なにかくわえている時あのような、ふんふんいう声が出るのだろうか。

鱗雲がセーターの柄みたいだなぁと空ばかり見上げていたら、ずるーっと足が滑って、マンガみたいに片足があがった状態で止めることができた。間一髪。

 

娘の塾のお弁当、最近はおにぎりを2つと、卵焼き、自然解凍できる冷凍のブロッコリーと、チーズのなにか。帰宅後に具沢山のスープを食べる、という形で落ち着いている。今日はちくわにチーズを詰めた。

炊いたお米の残りと、適当になにか肉でも焼いて、スープと共に、私と夫の夕飯となる。

もちろん冷凍庫に焼きおにぎりはスタンバイしているけれど、お弁当を作ると娘がとても喜ぶので、ほだされて作っている。おにぎりは必ず梅を入れるよう、娘にきつく言われている。卵焼きはお醤油甘いやつ、というのも。