榛原誌

榛原トリコ・夜・芯etc…榛原たちの湘南暮らし

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11月24日

知人の訃報が舞い込む朝。iPhoneを見下ろししばし立ち尽くす。

 

着付けアシスタントのバイトに鎌倉へ。

海は、サーファーがテイクオフできる程度には波が立っている。

気温は20度に達していた。ひどく暑い中、一昨日買ったもこもこのバイト用のアウターを持って行った。留袖を着付けていたスタッフは半袖で汗だくだった。

 

寝ていないからか、明方までの感情を引きずっているのか、今朝のことひっくるめて全部か、感情がごちゃごちゃして、仕事でいくつかミスをしてしまう。

 

 

夫と娘は学区のこども祭りに出かけたらしく、夫はそこでまた新たにパパ友を作り、娘はお祭りを楽しんだあと来ていた友だちと公園で3時間も遊んだらしい。

ふたりは地元に根ざしていてえらい。私は、交流、といったものが苦手だ。

 

 

娘がついに、図書館で読んだなにかから、辞書ひき学習を知ってしまった。

性格的に娘はハマってしまうだろうと思っていたが、その通りで、1日で20枚くらいふせんが貼られていた。

辞書が醜くなっていくことや使いにくくなっていく様が耐えがたいので、できるだけ知られたくなかったのだけれどやむなし…。

 

夕飯は、土井善晴のレシピ本より、夫が大きくて丸いメンチカツを作ってくれた。

母はメンチカツを食卓に出したことがなく、私は今までの人生で夕飯にメンチカツを食べることは2回目、かつ手づくり品を食べるのははじめてだ。

土井先生のレシピには、醤油をかけて食べるのがオススメと書いてあったそうで、たしかに醤油がものすごく合っておいしくて、私と娘はおかわりをした。

 

ポケモン剣盾に出て来るあたらしい、鵜のようなウッウというポケモンがいて、もぐって魚をくわえてそれを投げつけてくるというゆかいな技を使うのだけど、娘から「今日、ウッウがピカチュウくわえてたよ!ウッウ、ピカチュウ投げつけてきて、マヒ状態にさせられたよ!!」と教えてもらった。なんとふざけた技だろうか。他にもなにか投げるのだろうか。ダイマックスになったらどうなるのだろうか。はやくつかまえたい。