6月23日・24日
6月23日
アウトドアの予定がなければ、大雨の休日は嫌いではない。家の中のたまった家事をこなせるからだ。
山のように積まれ、財布や鞄をパンパンにしていたレシートを全て仕分けし、6月分の家計簿を全てつけた。
朝の4時までワールドカップを観戦していたという夫は、半分眠りかけながら、娘とマリオカートをやり、夕飯は二人で餃子を作ってくれた。娘の餃子を包む速度は、今ではもうほぼ夫とかわらない。「ごちそんぐDJ」の餃子の回をいっぱい見ているからね!と娘は鼻息荒く答えていた。
6月24日
娘のおもちゃが置いてある2階の和室がひどい状態だったので、無印週間だったこともあって、紙製のボックスを買い、横置きにして全て納めた。
その際、6年前にIKEAで買った、おままごと用の巨大なダンボール製の売店を解体した。もちろん娘に言ってから執り行ったのだけれど、彼女は号泣した。私はそのまま泣かせておいた。
私は娘が泣くと、すぐに泣き止ませなくてはならない気持ちになりあれこれ言っていたのだが、最近、人間なのだからたくさん笑ってたくさん泣いていいのでは、抗議ではなくただ声をあげて泣いているのであれば、そうやって、思い切り感情を外に出したほうがいいのではないかと思うようになって、それで今日は、声もかけずに泣かせておいたのだ。でもあまりにも別室で泣き続けていたので、やっぱり声をかけてしまい、娘も作業に戻ったことで泣き止んだので、娘の方も、気持ちを変えたかったのかもわからない。適当なところで声をかける、が正解なのだろうか。適当がわからない。
部屋は、とても広くなって、夫はごろりと寝転んで、昼寝しやすくなったなぁ!と伸びた。娘も、最終的には、いい部屋になったね、ちゃぶ台買ってよかったね、と気に入っていたようだった。
次回は、別の棚上に地層のごとく積まれたレゴブロックたちをどうにかしたい。
夕飯後、娘が寝たらチョコでも食べようかなと思っていたら、娘が私の腹に抱きついて、「ママ、お肉がへったね !」と言う。娘の腕のメジャーによると、痩せたらしい。うれしくてチョコを我慢したが、眠る前にふと、娘が成長して腕が伸びたのでは…?と頭をかすめた。