榛原誌

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シナリオを担当したパズルゲーム 「ハローキティとまほうのおもいで」がリリース!




12月3日

朝はひどい渋滞で、父の家に行って病院に行き駐車場の行列に並び、ほぼ4時間車に乗りっぱなしだった。

 

下顎を分厚い包帯だかガーゼだかで覆われた父の見た目はひょうきんで吹き出しそうになったが、今日は強面でいくと決めていたので堪えた。

いやあはじめて救急車乗ったよ!とニヤニヤする父。はしゃいでいる!とおののきつつ、あ、そう…とスンとする私。

予約外なので口腔外科では2時間半待たされる。レントゲン室への移動でエレベーターの腰掛けから立ち上がれなくなった父は、車椅子を拒否したが、レントゲン技師によってあっさり手配された。

ずいぶんと待った後、車椅子を手配したのに、なぜか案内と書かれた人間が来て、さ、つかまって下さい、と言い出した。車椅子を頼んだんですが…?と言うと慌てて去っていく。そこまで反抗期ばりに強固な態度を取っていた私だったが思わず父は顔を見合わせ「人が来ちゃったね」と二人で吹き出した。

 

診察の結果、父は両顎の関節が内側に少し折れ曲り、下顎の骨数カ所が割れていたが、全て内側の骨だったので、2週間安静にしていれば治るということだった。

「2週間は大きく口を開けないで。食事は流動食です」

流動食!罰が当たった感がすごい。

糖尿の薬は血糖値を下げてふらついて危険になるので明日の腎臓の定期外来の時相談するまで停止。

「あ、大丈夫、お粥作ってたまごと食べるんで」と余裕の父。全然バチが効いてない。むしろお粥自分は炊けるんだぜって得意になっている。

 

流動食か…と考えながら車椅子を押している、と、父に、院内のレストランに行くように指示される。

「スープあるだろ!あれなら飲めるから!」

しかし、すごい行列が出来ている。

「お父さん私早く帰りたい」と言うと、渋々わかったよ、と引き下がった。

 

おかゆは自分で米からたくといって聞かないので、じゃあ危ないから私がいるあいだにお粥を作っといてと言い、私は買い物。頼まれた卵、牛乳、カステラ、クノールのカップスープ、適当に見繕ったお湯で温められるレトルトの雑炊とお粥、スープを買い、父が粥を作り鮭を焼き終えるのを見届けて帰った。

 

帰宅すると全身がしんどくて、関節の全てに金属の玉が埋め込まれそれが音叉で叩かれているよう。疲労困憊。

自分で味噌汁を作っていた娘も、それだけ飲むと他のおかずを食べ始めてすぐ眠いと言い出して、夫に後を託し、二人で倒れこむように20時に眠ってしまった。