榛原誌

榛原トリコ・夜・芯etc…榛原たちの湘南暮らし

シナリオライター/文筆家/お仕事の依頼はtoriko.haibara@gmail.comまで。


5月17日

「外はそうとう暑いよ!」と、真っ赤な顔をして娘が帰宅。あまりに日が照るので、その下を時間をかけて歩くのが嫌だったから、と、走って帰ってきたらしい。凍らせた一口ゼリーとカルピスを与え、おやつにさつまいもをチップスに揚げてやる。

娘はこれが大好物で、さつまいも一本分、ペロリとたいらげた。

 

娘の習い事の合間に、歯医者に行く。フロスをかけていたら、詰めた銀が取れてしまったのだ。神経を抜いた歯で、今後ふたつに割れる可能性があるから、と、強度を増すため歯を少しだけ削って、コの字型に銀をはめることになった。

 

昨日から続いていた頭痛が、夜にはおさまる。ホルモンバランスなのだろうか。

婦人科に行った方がいいのかなぁと思いつつ、のばしのばしにしている。

5月16日

昨夜花粉症の薬を飲んで眠ったら、起き上がって壁にぶつかりながら歩くぐらい眠気がひどく、猫の皮下点滴が終わってから、たまらず猫と二度寝をする。

その後はひどい頭痛。花粉に反応しなくなったとしてもこれでは困る(私はこの季節の稲科の花粉がいちばん重症)。いったい今年のザイザルはどうしてしまったのだろう(もしくは私の身体の反応はどうしてしまったのだろう)。

 

 

娘の習い事の待ち時間、新聞を読んでいて思いだした。

新聞は、めくる音がうるさいのだ。待合室に、たいそう響く。

その昔、その動作の大きさと音のうるささを、OLがやんややんやと糾弾していた時代があったことを思いだしてなつかしむ。スマートフォンのスマートさをあらためて感心。

 

終了後、ふたりで図書館に予約した本を取りに行き、スーパーのイートインコーナーで、アイスを食べた。夏休みみたいだ。

 

ジェフリー・ディーバーの「ウォッチメイカー」読了。いろいろなところで、リンカーン・ライムシリーズの最高峰と謳われているだけあって、ジェットコースターぶりも無理がなく、とても面白かった。ジェフリー・ディーバーの本は、時間をあけないとだんだん何を読んでいるかわからなくなる(ひっくり返すのが第一義なのか?と思えてくる)のに、うっかりまたライムシリーズを借りてしまった。