榛原誌

榛原トリコ・夜・芯etc…榛原たちの湘南暮らし

シナリオライター/文筆家/お仕事の依頼はtoriko.haibara@gmail.comまで。


4月10日

春が来て、花粉症の薬のせいなのか、それともただ、春というもののせいなのか、毎日眠気とだるさがひどい。

それなのに物事はものすごいスピードで進んで行くので、ついていくのが精一杯。

3月末、預かり保育の最終日を迎え、娘の胃の調子がまる1週間かけてようやく整って、初めての民間学童、入学式、初めてのおつかい、初めてのSUICAで電車に乗車などなど元気いっぱいにコマを進めていく一方、今度は12歳になったばかりの猫が激しく嘔吐し始める。吐くものがすっかりなくなって丸くなっている猫に、娘が「わかるよ、そのきもち…」と声をかけていた。

 

一度は回復してパテ状の餌を食べ始めた猫だったが、やはり再び激しく嘔吐して絶飲食してしまったので、どうぶつ病院に連れて行く。

血液検査とレントゲンの結果、胆嚢に炎症があり、胆管が太く広がっているせいで胆汁が出過ぎていて気持ちが悪いのであろう、とのこと、胆嚢がやられているせいで、肝臓の数値も悪く、腫れ上がっている。黄疸が出ていて、採った血液も黄色かったとのこと。

発熱していて42℃。体重は2.9kg。ついこの前、3.5kgまで増えていたのに。

抗生物質とステロイドを投与、静脈に24時間点滴するために、土曜日まで入院することとなった。見積もり額は、11万円。

 

気分転換に、夜中、撮り溜めていた昔のドラマ「鈴木先生」の2話から5話までを一気に見た。それで生徒たちのことばかり考えながら、床に入った。