榛原誌

榛原トリコ・夜・芯etc…榛原たちの湘南暮らし

シナリオライター/文筆家/お仕事の依頼はtoriko.haibara@gmail.comまで。


12月15日・16日

12月15日

今日のアドベントカレンダーの紅茶はモーリシャスバニラ。

娘のレゴフレンズのアドベントはポスト。

ポストにはほんとうにお手紙が入れられて取り出せるので、娘は興奮していた。

 

昨日の夜ご飯にひきつづきハンバーグを焼いてもらってお弁当にして、着付けアシスタントのバイトに、鎌倉へ。

先日キレられたお客様は、私以外にも全てのセクションでやらかしていたことが判明し、自分の対応の不手際だけではなくそういうお客様だったかと、少しホッとしたり。

各セクション、どの部屋でもその方の話題で、とくにヘアのスタッフは怒り心頭で、同じ話を4人ぐらいに繰り返したものだからどんどん話し方がうまくなっていって、最終的には「どうなったと思います?」とクイズ形式にまで発展していた。

 

 

帰りの江の電はとても空いていて、家に帰って娘や夫とポケモン交換をした。

夫はすでに300匹をゲットしたと言っていて、なんとなくやる気をなくす。

いだてんはまだ録画を追いつけていない。同じように、最終回までの数回の真田丸が私には残っている。

 

夕飯はハヤシライス。たまねぎをたくさん炒めたとかでとてもおいしくておかわり。

 

娘の手帳の12月のマンスリーにシールを貼ろうと言って、クリスマスのマステもシールもいっぱいあるよ!と見せたのだけれど、bandeの転写マステのお花のやつを貼りたいと言って、娘は12月に、いろいろな小花や、私がまだ使っていない先行販売のたんぽぽのシールをいっぱい貼って、ディズニープリンセスのスタンプを押して、12月のマンスリーとしては見たことがないような、春めいた紙面を作り上げていた。

 

 

12月16日

今日のアドベントカレンダーの紅茶はディンブラ。

娘のレゴフレンズのアドベントはチョコレートのようなオーナメント。

 

こちらの予定になかった大金を夫が当然のていで請求してきたので、朝から大声が出る。この冬からボーナスがなくなり月額からボーナス払いのものを貯めておかなくてはならないので、ボーナス払いに設定してこちらで払わなくてはならない夏冬予定出費額をすべて提出してもらった。

 

手帳など紙類をいじって、おっさんずラブを観て、手帳の動画などネットを観ているうちにもう娘が帰宅している。

アウトプットが足りない。

娘が公園で友だちと約束をしたというので、いっしょに家を出て、書店に注文していた書籍を買いに行き、図書館に本を返し注文の図書を受け取り、ほかにはなにも買うもんかと歯を食いしばりながら家に帰る。

 

夕飯はカリフラワーと豚肉の味噌炒め。最初に甘味を入れたら入りすぎてしまって、私には甘すぎたが娘に好評だった。

寒くなってくると、自然に紅茶とか、味噌とかを欲する。

常勤のシナリオライターのお誘いのメールが月給額つきで来て、イライラする。行けるものなら。娘の手が離れた頃にも誘ってもらえるとは思えない。でもこれでいいんだとくりかえす。かけがえがないんだ!と、乱暴におもう。

12月13日・14日

12月13日

昨日のアドベントカレンダーの紅茶はNILGILI、今日の紅茶はアールグレイ。

娘のレゴフレンズのアドベントは、昨日はポスト、今日はサンタロボ ! サンタロボは、21エモンのゴンスケに似ている。

 

朝の冷え込みが強く、今季初の灯油ストーブをつける。

 

学校のイベントを手伝いに出向く。こういうものに来てほしい娘に、バイト休みの日だとバレたので。行ってみたら、7人ほどしか来ておらず、人手としては充分足りる数なのだけれど、少ないものなんだなぁと意外に思う。中にはいかにも「仕事抜けてきたんで最後まではいられませんけど」を前面に出しているひともいて、その班でやることを一人でぜんぶやっちゃって他のお母さんが手出しできないで困っているのを気づけていないので、それ、仕事できてることにはなりませんけどね、といじわるに見たり、普段娘が仲良くしている男の子たちのお母さんが来ていらしたので、ああ、あなたが!みたいな感じに「お兄ちゃんは何年生なんですか?」と聞かれて、「お兄ちゃんはいませんが…一人っ子なので」と答えると、狼狽されるなどする。

「あ、うちの子がよく、ゲームのことを教えて助けてもらっているので、てっきりお兄ちゃんの情報かと…」

「私も夫も娘もゲームが好きなんです」

今もなお、スポーツやゲームの情報にくわしい女の子がいたらそれはお兄ちゃんの影響だという図式が男の子のお母さんの中にたびたびあるのは、女の子というものをあまりよくわからないからなのか、自身が女の子女の子した女の子だったのか。いや、でも女児向けのなにかを好きな男の子がいたら、私もやはり、女の子の兄弟がいるのかなと思いそうではある。ふれあった子どもの経験則なのか、ジェンダーバイアスなのか、むずかしい。

娘と仲の良い男の子はとても良い子で、休み時間になって子どもたちがわっと動き出したところ、お母さんの前に来て、「ありがとうね!」と言ったのだった。わあ、なんていい子なんだ!と感動してうちの娘を探すと、挨拶もなしにすでに校庭にいて走り回っていたので、そのまま帰宅した。

 

夕飯は、ミートソースのスパゲティとスープ。ミートソースはいつもうまく作れない。液体部分がなくてそぼろみたい。

 

 

12月14日

今日のアドベントカレンダーの紅茶はウバ。

娘のレゴフレンズのアドベントは汽車。

 

娘と寝落ちして3時間で目が醒めて、夜中の書斎、娘からおもしろいから読みなよと薦められた、よしたけしんすけの新作「なんだろう なんだろう」を読む。考える筋力を鍛えるという言葉に深く感心するし、この本をおもしろいという子どもたちにも感心する。

文具女子博で買って来た転写シール、スタンプ、マステなどを貼っていると、地震が起きた。明方には娘の泣き声のような寝言が聞こえ、起きだしてくるかなと身構えたが、どうやらそのまま眠ったようだ。寒くなってくるととくに、私の不在を温度で感じ取って起きてくるので、くまのぬいぐるみ型のゆたんぽを私の身代わりとして置いておいたのが功を奏したのだろう。ポケモンでいうところのピッピ人形だ。

はんこのインクを取るのに、ねりけしが良いとスタッフのひとに教わったので、何十年かぶりに、練り消しを、練ったり伸ばしたりして、私はねりけしがほんとうに好きだったことを指が思いだす。のばしたところのぼわぼわとしたところがとくに。

 

着付けアシスタントのバイトは、土曜日だというのに暇らしく、午後からの出勤となっていたので、お昼ご飯にお好み焼きを焼いてもらってからの出勤。

私が予約をまちがえていれていたことが発覚し、スタッフに平謝り。間違えたのが前日でまだよかった。後ろに間違えていたら最悪だった。気を引き締めたい。

 

夕飯は夫が作る、土井善晴レシピのハンバーグと娘がつくったスープ。コストコのひき肉だとすごくおいしいよ、と先に食べていた夫が言った。ソースは余っていたトマト缶の残りで娘が作ったらしい。トマト味が強くてハンバーガーみたいだね!と言い合い、録画のイッテQを見ながら食べた。

洗濯物も全部自ら娘が畳んでくれたらしく、サンタへの意識がすごい。